固める

固めるの匠

固める

固めるという工程は粉末を固体にするプロセスのこと。数ミクロン以下の粉末を固体にするため、二つの方法で固体化しています。
一つはCIP装置を用いて高い圧力で固める方法。
二つ目はホットプレスを用いて固める方法。
それぞれ以下の特徴を持っています。

CIPの場合

粉体を容器に詰め水中に沈め、1ton/㎠以上の圧力をかけ均一に固めることができます。
これは水深1万mの圧力に相当しています。

ホットプレスの場合

1000℃以上の熱を加えながら、真空中で圧力をかけることができます。
真空中で固めることで、空気中の酸素などガスの影響を受けずに、粉体を固めることができるため粉体の性質をそのまま固体にすることができます。

匠にインタビュー!,「固める」の匠にききました。

苦労している点は?
いろいろな性質の粉体を固体にするためには、粉体の特性に合わせた圧力や温度などの条件を把握することが必要です。
この条件を見つけるため、毎日が試行錯誤の連続です。
CIP装置のスゴイところを教えてください。
大型ができるところ。大型品に対応できる。
メンテナンスで注意しているところはありますか?
装置を維持するのは人間です。
最新の装置でも人が持っている五感を常に働かせて、装置の異常を感知することが必要です。
CIP装置は普通のプレスとは何が違うんですか?
普通のプレスは一方向からの圧力ですが、CIPの場合、全方向からの圧力をかけることができるため、均一な成形ができます。
真空ホットプレスは、
なぜ真空中で成形するのでしょうか?
数ミクロン以下の粉末は特に空気中の酸素により激しく酸化され、燃え上がり、材料によっては爆発炎上につながります。これを防ぐためには、空気のない真空中で成形することが必要です。

設備紹介

  • ・CIP装置
  • ・真空ホットプレス

設備特徴

CIP

・Cold Isostatic Pressing
 (冷間等方加圧装置)

真空ホットプレス装置

・真空中で成形可能