精製とは不純物を取り除いて、きれいにすることです。
例えば、アルミニウムの中にはごくわずかですが、鉄や銅などが入っており、これを精製することにより純度の高いアルミニウムだけの金属を作ります。
アルバック九州では精製を真空で行うことにより、空気などの気体も入らないきれいな金属を得ることができます。

精製は何のためにおこなっているのですか?
不純物のない金属は、例えば電気抵抗が少なくなることなどから、半導体の配線や素子に用いられます。
半導体はこのように、たくさんの高純度の金属材料の集まりです。
これを実現するためには、金属から鉄などの不純物を取り除いて純粋な金属を得ることが必要なため、精製を行います。
苦労されていることは?
高純度99.999%(5N)を超える高純度99.9999%(6N)品を作るために精製手法以外に、より微量な不純物を分析する技術の確立に苦労しました。
6Nとは、1t(1000kg)の中に不純物が1g以下のもので、99.9999%以上の高純度のこと。
6Nのアルミニウムは、大学をはじめ世界中の研究所で「世界最高のアルミニウム」として使われています。
どんな材料でも精製できるのですか?
融点が1100℃までの材料です。
どこまで高純度化できるのですか?
アルミニウムは6N(99.9999%以上)の純度の製品を作ってます。

  • ・NF(Normal freezing)精製炉
  • ・ZR(Zone refining)精製炉

一方向から凝固していく真空精製装置

真空中で金属を溶解するため、空気中の酸素などの影響を受けない。
また、金属が液体から固体になるときに不純物を排出する特徴を利用して高純度な材料を作りだす装置。