なぜ真空が必要なのか

大気状態では出来なかったことが、真空の様々な特性を利用することで出来るようになります。地上では無数の気体分子が存在し、この分子が様々な現象の妨げにもなっています。 そのため、真空にすることで障害となっていた分子が大幅に減り、障害の少ない空間になるのです。
圧力が低い状態を言い換えると、大気中と比較して空気が少ない状態です。大気圧より圧力が低い状態を作り出すことで様々な利点が生まれます。

真空の特徴として

  • 大気より圧力が低い状態のため、圧力差がある。
  • 酸素が少ないため、物が酸化しにくい(錆びない)...真空パックや真空チルドはこれを利用して食品などの新鮮さを保つこと等が出来ます。
  • 熱を伝える分子が少ない事で空気に熱を奪われないため、熱が冷めにくい。魔法瓶はこの特徴を利用しています。魔法瓶は二重構造になっていて、内側と外側の間が真空になっているため、熱が逃げにくくなっています。
  • 大気より圧力が低い状態のため、沸点が下がります。そのため、真空中では水分は凍結したまま蒸発するため、乾燥したものだけが残ります。これが、インスタントコーヒーや即席ラーメンの製造などに役立っています。ドライフリージングという技術です。
  • 音は空気の振動で伝わるため、音が聞こえません。振動を伝える分子が空気中に ほとんどないため、空気中を伝って私たちの耳にまで振動が届かないのです。
  • 気体の分子の数が減り、絶縁状態となるため、電気を通しにくくなります。

全部、何かを伝達する空気中の分子が少なくなることかが起因となっている。

真空空間でのできるコト,酸化しにくい,音が聞こえない,熱冷めしにくい,電気を通さない,沸点が下がる

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QAM,研究装置,実験装置,真空装置